依頼を受けない理由(わけ)

「葬式の依頼を断る」と言うと大抵の人は驚きます。
それは、あんしんサポートを葬儀屋だと思っているからでしょう。
お金が無い家族の依頼を断る葬儀社はありますが
「お金があるなら受けない」から始まり
「当方より高額な布施の菩提寺葬式は受けない」
「非会員依頼は受けない」
「逝去後の入会は出来ない」
「一般葬は受けない」挙句の果ては
「嫌な人や横柄な人の依頼は受けない」
「お客様になりたい人の依頼は受けない」と続くのですから、どんだけ上から目線
なんだよ――、と言われても不思議ではないし、当然かもしれません。
でもそれは一般葬儀社なら――、であって葬儀支援を知らない人達の言葉です。

・13年間無休で休まず仕事を続けています
・宗教者、花屋、供物、料理以外は全て2人で行っています
 (遺影、搬送、HP、経理、印刷原稿、納棺師、司会から掃除までの全てです)
・更に利益無視のパックも存在します
・69.000円直葬には下記の全てが含まれます
 「搬送」「搬送シート」「安置48時間」「全安置時間ドライアイス」「届出代行」
 「6尺山型フタ付白布棺」「霊柩搬送」「7寸骨壺一式」「全行程人件費」まで
全て揃って追加不要、夜間早朝でも、走行距離の追加もありません。

この料金設定の前提は『国保からの葬祭費5万円』だからです。
当初は5万円で実践してましたが消費税8%引上げの便乗値上げで継続困難となり
紆余曲折した後、69.000円+税で続けています。
この料金を実現するには、我々の時間の全てと命も削らないと実現しません。
一銭だれとも助成金は無いのです。全て企業努力と薄利での実現なんです。

勿論、もう少し値上げすれば――、との意見もありますが、本当に大変な家族は、
69.000円だって大変なんです。だから値上げをしたくないんです。

以上を踏まえて、上の受けない理由を見てください。
》我々は宗教者の生活を守る為に命を掛けているのではありません。
》一般の葬儀屋とは立ち位置が全く違いますから事前相談は必須なんです
》余裕があるなら葬儀屋はいくらでもあります
》だからお客様だと思ったことは一度もありません
》我々を本当に必要とする家族の為にしか動けません(身体がもちません)

以上が受けない理由であり、葬儀屋ではなく葬儀支援センターとしての姿です。

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